小林愛美 14歳のショパン・リサイタル [リサイタル・コンサート]
小林愛美 14歳のショパン・リサイタル
サントリーホール 大ホール
2010年5月15日
昨年の12月14日[1]から5ヶ月ぶりに小林愛美さんのリサイタルへ長女と再び行ってきました。うちは田舎なのでサントリーホールははるかかなた。16時に家を出ました。それでも時間がぎりぎりになりそうなので、簡単に夕食を食べるためにサンドイッチ屋に入りました。そこで長女はケーキセットを頼んだのです。おーい、夕食だぞ!デートみたいなものだから今日はいいことにしますか。
小林愛美さんに関しては[2]でもCDを紹介しました。また、最近、Ceciliaさんも記事[3]にしていたのが記憶に新しいところです。
席は前から2列目です。ちょっと前のおじさんの頭が邪魔ですが、よく見えます。観客はやたらと若い。十代の女の子がたくさんです。クラシックのコンサートではご年配の人が多いのと比べると別世界です。
(1) ショパン スケルツォ 第1番 op.20
このSteiway & Sonsやたらと音がいい。ホールの音響も最高。しかし、最高のピアノと最高のホールは彼女の演奏を隠してしまいそう。優れた演奏はいいピアノ、いいホールでないほうがよくわかるのではないでしょうか。ホールとピアノにだまされないように集中しよう。
そう、もう一度、生でこれを聞きたかったのです。さすがにすごい。前にも同じ感想を持ったのですが、主観ですが、彼女以上のスケルツォを聴いたことがありません。納得です。彼女のえんそうはこのような激しい曲には迫力があります。水をかくような右手の動き好きだったのですが、変えたのですね。desktop piano初の動画埋め込みでリサイタルの雰囲気をお伝えします。
(2)ショパン エチュード op.10-3 「別れの曲」
小林愛美さんの別れの曲は初めて聴きました。ためをたくさん入れる日本人の演奏に慣れた私の耳には新鮮でした。ヨーロッパ的な別れの曲というのでしょうか。動画はないようです。
(3)ショパン エチュード op.10-4
小林愛美さんといえば、この曲の印象が強い人が多いかもしれませんね。Ceciliaさんの記事[3]もこの曲でした。とにかくまず技術がすごい。そして迫力がある。生き生きしている。そして見せる。最高です。
(4)ショパン エチュード op.10-5「黒鍵」
彼女の黒鍵も始めて聞きました。できればもっと暴れてほしいところです。
(5)ショパン ワルツ 第14番 ホ短調 遺作
以下の動画は埋め込み禁止です。この曲はこの動画の本当に後ろのほうにあります。マズルカ41番の後です。
http://www.youtube.com/watch?v=RwlICdrlWiw
(6)ショパン マズルカ 第41番 嬰ハ短調 op.63-3
マズルカが苦手だった私も耳を鍛えてきましたよ。やっと彼女のマズルカのよさがわかりました。
ショパン バラード 第1番 op.23
これははじめから期待していました。彼女にあってそうな曲です。案の定、すばらしい!ブラボー!
ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
Michal Dworzynski指揮(若手指揮者)
ショパン祝祭オーケストラ in Tokyo
彼女が得意なのはピアノ協奏曲第2番です。1番できますか。のだめブームもあり1番のほうがよいという営業側の判断もあったかもしれませんね。小林愛美さんはこれまでもコンチェルトをたくさんこなしているだけあって
オケとの演奏も完璧です。第1番もすごいですよ。子供が多かったせいか第1楽章の後で拍手になりました。
しかし、日本のオケのレベル高いですね。名のないオケなのですが、満足できました。70年代の日本の有名オケのレベルにあるかも。第1バイオリンの近くの席だったのですが、一人ひとりの演奏の違いも聞き取れました。これは初体験です。CDで聞くとみな同じ演奏しているように聞こえますからね。
アンコール
ショパン ノクターン No.20 遺作 嬰ハ短調
前回と同じアンコール曲でした。最後に彼女の感動したような顔が印象的でした。
CDを買った人にはサイン会があります。うちはCD持ってるし、遠いので帰ります。CDは持ってないけど聞いてみてCD買おうと思った人が一番お得です。マジなファンなら2枚目を買うのでしょうね。遠いので帰るのは大変です。電車を乗りつぎ、終点に着くとバスはなし。タクシーに乗って帰宅。もうすぐ日付も変わりそう。
長女よ。今日はお休み。眠いね。
私の鑑賞力もまだまだですが、リサイタル報告でした。
[関連情報]
[1] 小林愛実プレミア・コンサート, 10/12/14
[2] 小林愛実デビュー!,10/02/13
[3] Ceciliaの部屋:ショパンのエチュードOp.10-4(小林愛実),10/05/08
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Ceciliaさんの記事でもコメントしましたが、体の動きがオーバーなのが気になったのですが、ベートーヴェンやモーツァルトではそれほどでもないですね。ショパンだと自然と熱が入るのかもしれませんね。
映像を見てしまうと余計な印象が付加されてしまいますが、演奏を聴いていると、円熟したピアニストと全く変わりないですね。
by ながぐつ (2010-05-16 16:00)
by yablinsky (2010-05-16 20:08)
ピアノは、余り得意じゃないんですが、奏でられるものは何とか分かるつもりです。このページの全部聞かせてもらいました。子供という先入観を抜いて・・。
「ショパン ノクターン No.20 遺作 嬰ハ短調」を観て、大体見えました。この表現は、子供ではできないですね。
透き通ったクリスタルを思わせる、将来が、楽しみな演奏家ですね。
by matcha (2010-05-16 21:35)
良く弾けていると思います。ショパンのエチュードop.10-4とノクターン20番遺作。後者は小学3年生から弾いたそうですが,その歳からは弾かないなぁ,と妻と。でもまだ14歳。ショパンは一番好きな作曲家と答えていました。
体の動きは少し大げさにも見えるのですが,曲に完全に入り込んでいる感じですね。自分の世界を持っている感じがします。技術的には私がコメントできるレベルではないです。妻は手が柔らかいと言っていました。
by Enrique (2010-05-16 23:04)
ご紹介の動画で聴いてないものもありますが、これからゆっくり聴かせていただきます。
ところでサイン会ですが、私の今までの経験から・・・。
米良さんのコンサートに行きました。
すでにファンなのでほとんどCDを持っています。
手持ちのCDを持っていきました。
マネージャーさんもOKしてくださったし、快くサインをしてくださいました。
by Cecilia (2010-05-16 23:20)
今でも十分凄いと思いますが、将来どこまで行くのか楽しみです。
今年はショパン・イヤーなので、ひとつくらいショパンばかりのコンサートに行きたいと思っています。と言うか、カツァリスのチケットを取りました。
私もよく手持ちのCDを持っていきますが、大抵気持ちよくサインして下さいます。コンサート会場でCDを買うとサイン会に参加するための整理券をくれるところではダメですが。
by nyankome (2010-05-16 23:44)
今が一番、体が成長する頃ですから、奏法もそれにあわせて
変わったのかもしれませんね。
by Caelum (2010-05-17 01:23)
by yablinsky (2010-05-17 20:10)
by yablinsky (2010-05-17 20:13)
サイン会は次回は購入したCDを持っていきます。でも今回は帰りの時間を考えるとサイン会に並ぶ時間がありませんでした。残念です。
by yablinsky (2010-05-17 20:18)
by yablinsky (2010-05-17 20:21)
by yablinsky (2010-05-17 20:27)
by yablinsky (2010-05-19 07:16)
by yablinsky (2010-05-23 14:54)